脱メタボリック症候群と運動

ダイエット

この記事は2005年(だと思う)に一念発起し、ボディビルコンテストに出場するために、115㎏から85㎏までダイエットした時のノウハウの記録を2006年に「Yahooセカンドライフ」というサイトに掲載されたものである。
17年経った現在、やはりインプルーブしたノウハウの部分もあるが、基本的にその考え方は同じである。
では、紹介したい。

メタボリック症候群と運動について

 前回の記事で具体的な運動方法と食事内容を記述すると述べましたが、本来はこの運動と食事というのが、相互に結びついていて、どちらかを一方的に説明することは実は出来ないのが真実です、しかし、あえて、今回は運動に関する内容を中心に記述し、第3回は具体的に食事に関する内容を記述したいと考えます。

 まずはメタボリック症候群と運動の関係について記述します、一番始めに言いたいことは、運動における消費カロリーより、運動したことによる満足感、充実感や、疲労感や達成感により、その後の取得カロリーが一概にオーバーしていないか?どうか?ということです、皆さん、「運動の後の一口目のビールが最高なんだよね!」という方が多いと思います、オヤジも実はそうです、そして、本当のところは、ほとんどの方がそうではないでしょうか?

 でも、それはメタボリック症候群の中での意識です、意識改革が必要なのです、メタボリック症候群の意識とは、すべて、何をやったから、何が与えられる、食べられる、といった、体との対話ではない、意識や頭の中での処理をしているのです。

 皆さん、体に聞いてみてください、体を毎朝見てください、体に力を入れて筋肉をFlexさせてみてください、体重を測ってください、ウェストサイズを測ってください、自分の体が答えてくれますよ、今、自分がしなければいけない的確な対応方法が自分の体の中に書いてあるのです、その答えが自分で発見でき、そして、その対応を頭でなく、その変化を鏡や、サイズ計測によりフォローしていくことが本当に重要なのです。

 運動や食事がそのように、自分が見るトータルの自分の評価の中になければ、ダメなのです、メタボリック症候群はそのように自分の頭の中の意識や意思との対話だけで、自分の中に作り上げた自分がいて、その自分に納得、そして依存しているのです。

 さあ、脱しましょう、自分がどんな状況なのか?自分がどういう風に意識や意思を持っているか?
 実は、100%近い人がメタボリック症候群もしくは予備軍です、安心してください、あなただけの症候群ではありません、メタボリック症候群は幸せ症候群です、自分が幸せと思える人はまず、メタボリック症候群の意識に近いのです。

 でも、オヤジだけの理論ですから、正式な説ではないので許してください。

 では、この章の題目である、運動とは何でしょうか?基本的には、不健康なことなんです、運動って。

 ものの本によれば、運動しているときというのはカゼをひいている状況と良く似ていて、体が本当に痛めつけられているのです、でも、痛めつけられると、人間の体って、それに抵抗すべく、それより強くなろう回復する、そして、今までより体力がついてくる、だから、運動が体に良いと言われるんです。

これが、ボディビル用語で「超回復」って言います。

運動の善悪、運動のもたらすもの

 この間、アメリカに出張に行ったときに、ニューヨークのセントラルパークで日曜日の朝、ウォーキングをしました、さすが、フィットネスのメッカといわれるだけあって、たくさんの人がウォーキングやランニングをしていました。また、都内の公園でもたまにウォーキングをします、最近はいろんな方がウォーキングやランニングをしていて、本当に1億健康フェチの状況だな、と思います。
 自分もまさしく、その中の一人ですが、、
 さて、何が言いたいのか、何点かあります、実はオヤジはすれ違うたびに、それぞれの方の運動に対する環境を実は評価しているのです。

 例えば、「この人は、オヤジよりやりこんでる」「この人は、運動のやりこみは良いんだけど、夜にビール飲んでるから、チョッともったいない」とか、とか。
 実はオヤジは20代の頃、あるボディビルジムでトレーナーをしていました、その関係で、その手の見る目があるのです、その人のだいたいの運動に対するヒストリーが判るのです。

 では、この本題である「運動の善悪」に関することですが、実は特にランニングをしている人に時々見るのですが、上半身の筋肉が重力に負けている人がいるのです、そういう人は、運動を精神力で続けているのですが、体に大きなストレスを与えている状況の人なのです、運動で体に筋肉に弛緩を与える逆ストレスは絶対に与えてはいけません、食事の次回の時に述べますが、筋肉は常に使えるような状況にしておいて、そして、そのような筋肉に弛緩が出てしまうような運動は効果が薄れ、違った逆効果を引き起こす場合があります。

 では、どうしたらよいのでしょうか?全身で走ってください、特に上半身を意識できるような走り方をしましょう。

 オヤジがウォーキングが好きなのは、呼吸に対する意識や、辛いという意識や、疲れた、あとどれくらい、といった意識より、筋肉に対する意識や運動の効果に対する意識を持てる余裕の中で運動ができるから、ウォーキングしかやらないのです。 せっかく運動をするなら、効果を期待したいし、その効果がポジティブなものだけにしたいし、ネガティブな効果があるのならば、改善する、そして、できれば、運動しながら、その運動の効果をその都度、その都度感じ、考え、行動するということが、運動を行うことの重要なポイントなのでしょう。

現在も基本的な考えは今も変わっていない。
しかし、ウォーキングがランニングになっても、ランニングで消耗しないHIITが好きなのは、この理論は変わっていないからである。

脱メタボリック現在も

 次に具体的な脱メタボリック症候群の運動を紹介しましょう。

 オヤジがこの正月からしたこと、まず、内臓脂肪というキーワードをGoogleやYahooに打ち込んで、検索しまくりました、そして、勉強しました。でも、得たことは、「動け!」だけですね、意識の中に、「動け!」「歩け!」、「走らなくても良いから、動け!」

 まず、今まで、バスを乗っていたところを、「その区間、歩く。」
 どうしても会社の飲み会が断れなかったら、「帰りに一駅分歩く。」
 今日は星空がきれいだな、と思ったら、「いつもより、歩いて帰ろう。」
 あれ、今日は1時間早く起きちゃった、「もう、寝れないみたいだから、歩く。」

 このように、意識をすべて動くことにつなげるようにすることが、本当に大事なんです、前回の記事に紹介しましたが、内臓脂肪は本当に燃え易いです、あなたが「燃やすぞ、」 と心に誓って、動けば、あなたの内臓脂肪は「燃えるぜ!」って答えてくれます。オヤジも自分のブログで過去の記録を確認しましたが、開始20日で5cm以上ウェストが小さくなっています、内臓脂肪はメラメラ燃えます、意識で「動け、動け」。

 あと、家事なんかも本当にいいですよ、減量中、オヤジは土日に1週間分の減量食を作っていました、そのため、土日で6時間ぐらいキッチンに立っていました、家事も、「動け、動け」の一つです。

 何もトレーナーやジャージに着替えないと運動が出来ないと思ってはいけません。

 生活観の中での運動や動くという意識が変わらないと、さっき言ったように、トータルの自分が変わらない状況であり、つまり、メタボリック症候群の部分的に脱却したとしても、容易な生活のメタボリック症候群の自分が、そのうちむずむず脱メタボリック症候群の自分を征服してしまうのです。

 運動に関する脱メタボリックは完全に行動や動くということに関する脱メタボリックをしなければいけないのです。

 最後に、今までの紹介では、何も具体的じゃない!!ってお叱りが来そうなので、脱メタボリック症候群の運動の具体的指標の紹介をします。でも、これってオヤジの経験値ですから、皆さん、自分で工夫して運動してください。

1,40分以上の継続運動が良い。(だから、ウォーキングがお勧め)
2,40台までの人は脈拍が120以上にキープできる運動。
3,週2回から3回の運動は絶対、4回はベスト、5回は疲労を気をつけて。
4,食事は運動前と運動後に必要なものを確実に取る。
5,ピッチ(歩く回転速度)、ストライド(歩く歩幅)、時間、ペース、運動方法を変えて、運動に刺激を。
6,体調が悪い日は絶対にやらない、止める、休む勇気が最も重要。
7,大サイクルを考えて、体疲労は寝れば直りますが、しかし、もし、神経疲労に陥ると、やる気がなくなり、また、回復に時間が掛かります、3週間~4週間に1週間、軽い運動量の週を設定すると良いでしょう。

現在もこの基本方針も変わっていない。
しかし、脈拍は140以上キープ、週6回のトレーニング、とやはり強度は強くなっている。
ボディビルの試合前などは週10回、つまり1日、朝晩2回のトレーニングルーチンになるのは当たり前

さて、次回は食事についてです、ボディビルの選手で、まず、減量時の運動に慣れてから、食事制限をするという選手もいます、食事制限は辛いですよね、でも、運動と食事制限に近道はありません。

試合前の状態
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脱メタボリック症候群と食事 に続く

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